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おすすめ!特定小電力トランシーバー利用目的別23選!

トランシーバーは、メーカーごとに性能や価格、デザインなど様々な違いがあり、それに応じて適した用途も異なります。普段無線に縁がない、あるいは全く使用したことがない人は、メーカーごとの違いは良くわからないのではないでしょうか。

ここでは、そんな無線初心者の人のために、レジャーから店舗運営まで、各シーンに応じたおすすめのトランシーバーについてご紹介します。なお、ここで紹介するのは、特定小電力トランシーバーと呼ばれるタイプのトランシーバーです。

特定小電力トランシーバーとは

特定小電力トランシーバーとは

特定小電力トランシーバーとは、従来の無線機に比べて出力が低いものを指します。場合によっては「特小」と略されている場合もあります。名前の通り出力が低く、その分通話できる距離が短いです。例えば街中で使用する場合、長くても通話距離は200mが限度だとされています。ちなみに、従来の簡易無線機の場合通話距離は3km程度であり、超高域用無線であるMCA無線は、20~30kmもの通話距離を誇ります。こうしてみると、わざわざ特定小電力トランシーバーを使用するメリットは薄いように見えます。しかし、特定小電力トランシーバーには他の無線機にはない強みがあります。

  • 1つ目は、免許登録が不要であるということ
  • 2つ目は、価格が安価であるということ
  • そして、消費電力が少ないのでバッテリーが長持ちであるということ

上記が、特定小電力トランシーバーの強みです。

本来、無線機を使用するためには無線局に届け出を出して、免許を取得する必要があります。免許を取得といっても試験はなく、電子申請も可能なので、敷居はそこまで高くありません。しかし、書類申請や手数料の支払いなど様々な手続きを行う必要がありますので、煩雑に感じる人もいます。

特定小電力トランシーバーは、そういった手続きが一切必要ありません。そのため、必要になれば購入あるいはレンタルすれば、すぐに使用することができます。

2つ目のメリットである価格ですが、これは、特定小電力トランシーバーのスペックが従来の無線機に比べると低いのが理由です。スペックが低い分価格も安くなるので、リーズナブルな値段で購入できます。業務用無線機の場合、価格が5万円以上するのに対し、特定小電力トランシーバーなら安いものならば7千円から揃えることが可能です。レンタルだとより安く利用できるので、使用する期間が短いのであれば、レンタルで済ませても良いかもしれません。

CHECK

バッテリーの耐久時間ですが、これは、特定小電力トランシーバーで使用する電力が非常に少ないのが理由です。使用電力が少ない分バッテリーの消費が最小限に抑えられるので、特定小電力トランシーバーの中には単三電池一本で30時間以上使用できるものもあります。

トランシーバー・無線機・インカムの違い

特定小電力トランシーバーを探すときに、トランシーバーではなく、インカム無線機といった表記の場合があります。トランシーバー、無線機、インカムで、何が違うのかご存知でしょうか。結論からいえば、ほぼすべて同じです。インカムやトランシーバーの総称が無線機であり、インカムはトランシーバーの一種です。

POINT

トランシーバーというのは、送信機と受信機が一つになっている無線機のことを指します。本来は送信機のトランスミッターと受信機のレシーバーがあり、この2つを一体化させたことで生まれたのが、トランシーバーという名前なのです。

インカムですが、正式名称はインターコミュニケーションシステムであり、それを略してインカムと呼ばれるようになりました。一般的に、ヘッドセットやイヤホンがついているトランシーバーをインカムと呼ぶことが多いです。

したがって、イヤホンやヘッドホンを使用した特定小電力トランシーバーを探す場合、インカムで検索しても目当ての製品が見つかることは多いです。

アマチュア無線と業務用無線の違い

アマチュア無線と業務用無線の違い

無線について調べると、アマチュア無線業務用無線という単語が出てきます。この2つについてお話しましょう。

アマチュア無線とは、文字通りアマチュアの人が趣味や訓練で行う無線であり、業務用無線とは仕事上の連絡手段として使用する無線のことです。

あえて区別するのであれば、アマチュア無線はプライベート容易、業務用無線はビジネス用です。業務用無線で身近にあるものとして、タクシーがあります。他にも航空管制や医療関係など、無線を活用している業務は数多くあります。

アマチュア無線と業務用無線で共通しているのは、どちらも特定小電力トランシーバーではなく従来の無線機を使用するので免許が必要だということです。ただし、無線タクシーの場合、運転手全員が取得する必要はありません。

司令局の人が取得していれば、無線タクシーは使用可能です。ただし、個人タクシーの場合は個人で従事者免許を取得する必要があります。

メーカーごとに違いはあるのか

メーカーごとに違いはあるのか

特定小電力トランシーバーは、様々なメーカーが販売しています。ウェッジを始め、大手メーカーであるアイコムやアルインコ、八重洲無線などメーカーが多く、強みが異なります。何より、注意点としてチャンネル表記が異なるという点が挙げられます。

無線機は、通信相手と違うメーカーの無線機でもチャンネルが合えば通信はできます。

しかし、メーカーによってチャンネル表記が異なるため、通話相手と使用する無線機のメーカーが異なっている場合、各メーカーのチャンネルと周波数を調べなければなりません。また、機能の互換性が関係することもあるので、メーカーがバラバラだと通話ができない可能性もあります

POINT

メーカーの強み以外にも互換性はきちんとチェックしておきましょう。なお、レンタルする場合はサイトからスペックやチャンネル・周波数が確認できるため、メーカーがバラバラでも事前に確認可能です。

こんなシーンに最適!おすすめ特定小電力トランシーバー!

1Fと2Fで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

1Fと2Fで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

小さなレストランや本屋など、2階建ての建物で使用するのであれば、基本的に安価で特別な機能のない特定小電力トランシーバーで十分です。屋内なので防水機能も防塵機能も必要ありませんし、距離的にも特に長距離のものを必要としないからです。逆に、多機能な無線機は、多くの機能を使う機会がなかったり、トランシーバーそのものの費用が高く付きやすかったりと、費用対効果が悪くなるケースが多いです。

POINT

したがって、安価で揃えやすいものや操作性がシンプルなものを選びましょう。短期間での使用ならレンタルのほうが安く抑えやすいですが、長く使うのでしたら購入したほうが最終的な費用は安くなります。

ウェッジトーキー

ウェッジトーキーの画像
■高品質と断線のリスク軽減

ウェッジが開発・販売しているウェッジトーキーは、とにかくシンプルで安価なのが特徴です。購入価格は7千円前後であり、機能もシンプルなので初めて特定小電力トランシーバーを使用する人でも操作がしやすいです。そのため、操作方法の説明もわかりやすいため、オーナーが詳しくなくても従業員に操作方法を説明しやいのは、初めて使うトランシーバーとして最適です。

■汎用性・操作性の高さ

安価だからといって品質が悪いわけではありません。日本の工場で厳重な品質管理のもと作られているため、ウェッジトーキーは品質においても優れています。また、従来のイヤホンマイクよりも太いケーブルを使用しているため、断線のリスクも大幅に下がっています。

DJ-P221M

DJ-P221Mの製品画像
■コンパクトで持ち運びらくらく

アルインコから販売されているDJ-P221Mは、とにかく軽量で使いやすい特定小電力トランシーバーです。使用する電池が一本なので、本体のサイズもスマートであり、ポケットに収まりやすいです。トランシーバーで連絡をする場合、トランシーバーが大きいとポケットが盛り上がって不格好になってしまいがちです。そのため、スマートなサイズのDJ-P221Mは、見た目を気にするお店で活躍してくれるでしょう。

拡張性が高い

拡張性に富み、どんなシーンでも適した仕様ができるのもDJ-P221Mの強みです。ロング・ショートとアンテナを選ぶことができるため、店の広さに応じた使い分けができます。他にも複数を一度に充電できる充電器やソフトケースやヘッドセットなど、オプションパーツが豊富に販売されています。通信距離を伸ばす中継機にも対応もしているため、2階建て以上の建物でも活躍してくれるでしょう。

複数人で同時通訳が可能なおすすめ特定小電力トランシーバー

複数人で同時通訳が可能なおすすめ特定小電力トランシーバー

こちらで紹介する特定小電力トランシーバーは、同時通訳を始めとしたハードな動きを要求されない場面で活躍する製品です。そのため、耐久性は必要ではなく、複数人に伝えやすいものや操作しやすいものが必要とされます。こういったケースでは、送信専用と受信専用に分かれている特定小電力トランシーバーがおすすめです。受信専用のトランシーバーは最初に必要な操作さえ行えば、跡は手間がかからないからです。

POINT

環境は違っても求められる機能は共通しているため、通話のしやすさや機能のシンプルさは上述した特定小電力トランシーバーとほぼ同等と考えて良いでしょう。

FC-GT13/GR13

FC-GT13/GR13の製品画像
■FC-GT13

エフ・アール・シーより販売されているFC-GT13/GR13は、送信専用のFC-GT13と受信専用のGR13の2つがあります。FC-GT13/GR13は、主に美術館や水族館といった多くの人に解説を行うシーンでの活躍を想定した特定小電力トランシーバーです。FC-GT13の特徴としては、形状がシンプルでありそう探しやすく、操作に手間がかからないので素早く情報を伝えやすいのが特徴です。

■FC- GR13

受信専用のFC- GR13は、FC-GT13とは色が違うため違いがわかりやすくなっています。FC-GT13は赤色なのに対し、FC- GR13は黒色となっています。また、利用者がイベントの参加者なのを想定し、チケット収納用のポケットが付いているのも特徴のひとつです。

DJ-TX31/RX31

DJ-TX31/RX31の製品画像
■DJ-TX31

アルインコより販売されているDJ-TX31、DJ-RX31は、上述したFC-GT13/GR13と同じく送信、受信専用の別れている特定小電力トランシーバーです。DJ-TX31が送信専用、DJ-RX31が受信専用となっています。DJ-TX31は送信時間に制限がないチャンネルと通話エリアを広げる両チャンネルを搭載しており、用途に応じて使い分けが可能です。

■DJ-RX31

受信専用のDJ-RX31は、通話相手が特定小電力トランシーバーであれば、メーカー問わずガイドシステムを構築することができます。これにより、他機種との通話も問題なく行えるのが強みです。DJ-TX31、RX31双方にノイズキャンセラー機能がついており、送受信後に聞こえるノイズを低減しています。また、サイズもコンパクトで持ち運びがしやすく、ボタンの数も少ないため、操作がしやすいです。

地下など広範囲で利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

地下など広範囲で利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

地下や広範囲で使用する場合、通信のしやすさだけではなく、中継機の使用も考慮することになります。

中継機を使用すれば、中継機経由でより遠くの相手と通信できる他、地下にいる相手とも通話がしやすくなります。

なお、特定小電力トランシーバーの中には中継機に対応していないものもありますので、中継機対応型かどうかは事前にチェックしましょう

IC-4310L

IC-4310Lの製品画像
■通話距離重視のトランシーバー

アイコムが発表している、通話距離を重視した特定小電力トランシーバーです。通話距離が長くなるロングタイプのアンテナを装備し、屋外でも使用できるように防水、防塵機能を有しています。アンテナは地面から遠ざかっていればその分通話距離が長くなります。そのため、ロングタイプアンテナは従来のアンテナよりも通話可能な距離が長いのです。

■中継機対応

IC-4310Lは中継機対応型の特定小電力トランシーバーであり、別売りの中継機を設置すれば通信距離が理論上は倍になります。なお、地下で通信を行う場合、携帯電話よりも無線機のほうが通話しやすくなるケースは多いです。地下で携帯電話を使用する場合、構造上基地局からの電波が届きにくくなります。しかし、特定小電力トランシーバーのような無線だと基地局経由ではなく自営通信のため、一定の距離であれば携帯電話よりも電波は届きやすいのです。

DJ-P240L

DJ-P240Lの製品画像
■大音量での使用が可能

アルインコから販売されているDJ-P240Lは、騒音のある場所での仕様を想定した特定小電力トランシーバーです。大音量での使用が可能なほか、トランシーバーを使用しつつ会話をする際、ワンボタンでミュートして対応ができる接客モードなど、声が反響しやすい地下での会話のしやすさにおいて優れていると言えるでしょう。

■優れたカスタマイズ性

DJ-P240Lは、一度行なった設定を記憶し、ボタン一つで記憶した操作を省略できるメモリーチャンネルシステムが12個も搭載されています。これを利用することで、自分の仕事に応じたトランシーバーの操作を大幅に省略できます。また、DJ-P240L長距離通話を想定しており、ロングタイプのアンテナと、中継機に対応しております。

学園祭やイベントで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

学園祭・イベントで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

学園祭のようなイベントや展示会、お祭りなどでは、場所に応じて求められる機能が若干変化します。

例えば音が響きやすい屋内では、主に音質関連を重視したものを選ぶのがおすすめですし、屋外で使用するのであれば、雨が降ったときのための防水機能や砂埃対策の防塵機能も考慮しなければなりません。

また、利用者の多くがトランシーバーを使ったことのない人が多くなるケースが多いので使いやすさも重要になります。

CHECK

総じて、汎用性の高さが重要であり、どんなシーンでもまんべんなく使えるものを選びましょう。

ウェッジトーキー

ウェッジトーキーの製品画像
■扱いやすいトランシーバー

学園祭のようなイベントでトランシーバーを使用する場合、多くの人がそもそも特定商電量トランシーバーを使用したことがないケースが多いです。そうなると、誰も使い方がわからないという不安がありますが、ウェッジトーキーは操作性がシンプルなので初心者でも扱いやすいです。コンパクトで軽量なため持ち運びしやすく、防水・防塵機能もあるため、屋外でも使用できます。

■安く揃えやすい

上述しましたが、ウェッジトーキーのやすさはシンプルで優れた使用感に加え、その値段にあります。購入でも7千円程度のお値段で購入できるので、気軽に購入・使用しやすくなっています。別売りのイヤホンマイクを含めても8千円台で活用できるため、初めてのトランシーバー導入におすすめといえるでしょう。

IC-4110

IC-4110の製品画像
■大手ならではの性能

大手無線メーカーであるアイコムが発表している特定小電力トランシーバーで、高品質なのが特徴です。BTL回線を採用することで、一般的なトランシーバーの倍以上の音量とクリアな音質での使用が可能となっており、トーンバースト機能によるノイズ抑制効果も期待できます。

■優れた耐久性とバッテリー

防水・防塵機能が備わっており、どんなハードな場面でも活躍してくれます。くわえて、単三電池3本で80時間の使用が可能であり、長時間の使用にも耐えます。そのため、一週間程度のイベントならバッテリーを一切交換しなくても使用が可能です。

GPS機能搭載のおすすめ特定小電力トランシーバー

GPS機能搭載のおすすめ特定小電力トランシーバー

特定小電力トランシーバーにGPSが搭載されていると、活用の用途は大きく広がります。電波が届きにくい山奥でサバゲーをする際に、山で迷った場合GPS搭載トランシーバーを所持していれば、位置を把握しやすくなりますし、現在の状況や安否確認も容易です。また、アミューズメント施設やレジャー施設などで迷子を保護し、案内する際もGPS機能は活躍してくれます

このように、趣味や仕事など多岐にわたって活用できるのがGPS搭載トランシーバーの魅力です。

IC-DRC1MK2

IC-DRC1MK2の製品画像
■GPS搭載による位置の特定が可能

アイコムから販売されているIC-DRC1MK2は、あらゆる状況に応じての使用を想定しています。GPS機能が搭載されているので、通話相手がどの方向にどのくらいの距離離れているのか特定することができます。専用のソフトをPCにインストールすることで現在位置を地図上に表示させることができるので、より細い位置の特定や現状の把握をしやすくなり、通信相手のナビゲートが容易になります。

 
■ラジオが聞ける

IC-DRC1MK2は、無線機としてだけではなくラジオとしての機能も有しています。放送で音楽を楽しめる他、災害時の状況把握もしやすくなるので、いざというときの情報網としても重宝します。

DJ-PV1D

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■レジャーでの使用に適切

アルインコから販売されているDJ-PV1Dは、屋外での使用に適している特定小電力トランシーバーです。JIS規格IP54相当の防塵・防水機能を有しており、砂埃や全方向からの水の飛沫によって機器が影響を受けないレベルの耐久力を誇ります。また、暗闇でもモニタが見やすいバックライト機能や受信信号の強さがわかるSメーター、周波数表示機能マイク、感度調整機能などが備え付けられています。

■相手との距離・方角を把握可能

DJ-PV1DもGPSが搭載されているので、相手の位置が特定しやすくなっています。また、IC-DRC1MK2と同じくアルインコWEBページで配布されているフリーソフトを使用することで、インストールしたPCの地図に現在位置を表示させることができます。

手術や搬入など同時通話が可能なおすすめ特定小電力トランシーバー

手術や搬入など同時通話が可能なおすすめ特定小電力トランシーバー

手術に無線で連絡をする場合や、大型の荷物搬入・運搬などを行う場合、機能の多さよりも通話のしやすさや操作のシンプルさ、そして音質の良さが何よりも重視されます。

特に、操作性は重要であり、通話の手順が少なければ少ないほど現場では重宝されます。トランシーバーそのものの携帯性も重要です。

動きを阻害するようなサイズのものだと業務に支障をきたしやすいので、コンパクトサイズのものが要求されます。基本的に特定小電力トランシーバーはコンパクトサイズのものが多いですが、軽さや持ち運びやすさの方もチェックしておきましょう

BRIDGECOMシリーズ

BRIDGECOMシリーズの製品画像
■最大10人同時通話可能

株式会社ベアリッジから販売されているBRIDGECOMシリーズは、最大5人まで同時通話が可能なBRIDGECOM X5と、10人まで通話可能なBRIDGECOM X10があります。BRIDGECOM X10なら最大10人の通話が可能であり、傍聴するだけなら同時接続人数は無制限となります。また、セキュリティ・コードを設定することで、盗聴を防ぐことが可能です。なお、BRIDGECOM X5とBRIDGECOM X10には互換性がないので、購入・使用時は十分注意しましょう。

 
■中継機対応で通話もしやすい

BRIDGECOMシリーズは中継機対応している特小トランシーバーであり、通話距離が500Mから1500Mまで伸ばすことが可能です。中継機は通信距離を伸ばす他にも、様々な障害物で通話しにくい場合でも活躍してくれます。中継機を活用することで、病院のような機材による障害物が多くてもクリアな通話がしやすくなります。

DJ-P300

DJ-P300の製品画像
■使いやすさに特化した特定小電力トランシーバー

手術や積み荷の搬入など、状況によっては操作の煩雑さや多機能が邪魔になる可能性は十分にあります。アルインコから販売されているDJ-P300は、必要最低限のボタンに留めることで、本体のサイズをコンパクトにしています。そのため、ポケットに入れても圧迫感が少なく、ベルトでぶら下げても体の動きを阻害することはありません。ボタンの配置もシンプルであり、一度入力した設定を記憶し、以後のボタン操作を省略することが出来る機能が備わっているので効率的に通話がしやすくなっています。

■最大3人まで同時通話が可能

DJ-P300は、親機無しで3人同時の通話が可能となっています。これにより指示出しもスムーズに行いやすくなり、より業務の効率化が期待できます。

人数制限がなく利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

人数制限がなく利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

大勢のメンバーで連絡を取り合う必要のある場所では、会話できる人数の多さよりも、むしろチーム分けがしやすい特定小電力トランシーバーのほうが活躍することが多いです。数十人で使用するとしても実際に通話する相手は数人程度という状況はよくあることであり、同時通話人数よりも以下にして特定のグループのみでの会話がしやすいかに注目して選んだほうが良いでしょう。

また、数を揃える際にはコストパフォーマンスも重要となります。こうした場合では多機能であるよりも、シンプルな機能のものを選びましょう。

ウェッジトーキー

ウェッジトーキーの製品画像
■数が揃えやすい

デパートのような大型店舗や大型ドームで行うイベントでは、数十人単位での連絡が必須になることは多々あります。そんな時、数多くトランシーバーを用意しなければならなくなると、レンタルでも費用がかかりやすいです。安価なウェッジトーキーは安価な為数が揃えやすいので、数が必要なシーンでは大活躍してくれるでしょう。

■グループ通話機能を搭載

大人数で使用するといっても、実際にはチームごとに分かれて連絡するのが主になります。そんなときに活躍するのがウェッジトーキーに搭載されているグループ通話機能です。これは通信相手を特定のメンバーに限定する機能です。グループ通話機能を使用することで、混線を防ぐことが可能です。

UBZ-M31E

UBZ-M31Eの製品画像
■フロント向きの機能も備わっている特定小電力トランシーバー

ケンウッドより販売されているUBZ-M31Eは、フロント向きの機能として簡易スキャン機能が搭載されています。これはトランシーバーを通じて通信先の音声を聞くことの出来る機能であり、これを活用することで適切な指示を出しやすくなります。また、現場の人間向けの機能としては、かかってくる相手によって着信音を設定できるお知らせ音機能が搭載されています。

■飲食店や小売店で真価を発揮

UBZ-M31Eは飲食店や小売店でより力を発揮する特定小電力トランシーバーです。抗菌・抗ウイルス効果が期待できる「セルフィール加工」の他、上述したようにフロントがより現場を判断しやすい機能が損割っております。また、カラーバリエーションも3タイプあり、使い分けることでチーム分けがしやすくなっています。

緊急時(災害など)で利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

緊急時利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

地震や洪水などの大災害が発生した場合、基地局の停電や光ケーブルの断線といったインフラに不具合が原因で携帯電話が使用できないケースがあります。そんなときに活躍するのが、無線です。災害時で活躍する特定小電力トランシーバーの条件としては、耐久性や持ち運びが億劫にならない通信距離や操作のしやすさといった面がより重要となります。

POINT

特定小電力トランシーバーは他メーカーの製品同士だとチャンネルが異なり連絡が取りにくくなるケースが多いので、同じメーカーで揃えるか、同じメーカーでも連絡が取りやすくなる機能を有した物を探しましょう。

SRS210

SRS210の製品画像
■驚異の耐久力

八重洲無線から販売されているSRS210は、耐久性と通話距離優れた特定小電力トランシーバーです。国際電気標準会議(IEC)に基づいたテストでは、粉塵の侵入から完全に本体を保護する防塵性と、水深1.5メートルで30分放置しても動作に影響がない防水機能が記録されています。

■中継機対応で長距離の通話が可能

SRS210は中継機に対応しているため、長距離での連絡が可能です。また、相手が通話圏内にいるかわかるARTS機能も搭載しているため、連絡が取り合える距離かどうかを事前に確認することができます。災害時における救助活動では、個人よりもチームでの連携が重要になることが多く、長距離通話ができるSRS210はまさにうってつけといえるでしょう。

DJ-P240L

DJ-P240Lの製品画像
■他社製のトランシーバーとの通話が簡単に行える

アルインコより販売されているDJ-P240Lは、他社製品の特定小電力トランシーバーでもチャンネルを自動検知し、通話がスムーズに行えるACSH(アクシュ)モードが搭載されています。これにより、様々な特定小電力トランシーバーで連絡を取り合うことになってもスムーズに通信が可能です。

■ハードな環境での使用に適している

DJ-P240Lは防塵、防水機能があり、災害時の現場でも通常通りに活躍してくれます。また、隙間ができやすいイヤホンプラグは隙間が少なくなるねじ込み式のため、プラグからの水や砂の侵入も防ぎやすいです。加えて、中継機対応のため通信距離の追加も可能なため、連絡が取りやすくなっています。

デジタルとアナログのどちらも利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

デジタルとアナログのどちらも利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

現在周波数はアナログとデジタルがあり、アナログは令和6年に使用不可能になるとされています。しかし、それでも現在でもアナログ周波数を使用している人は多く、トランシーバーの中にはアナログ・デジタルの切り替えが可能なものもあります。

こうした切替可能なものは、購入よりもレンタルのほうがおすすめです。

CHECK

上述したように令和6年頃にアナログが使用不可になるため、将来的にトランシーバーを使い続けるのであれば、デジタルのものを使用したほうが良いからです。

DJ-P35D

DJ-P35Dの製品画像
■デジタルでより遠距離の会話が可能に

アルインコが販売しているDJ-P35Dは、アナログとデジタルの切り替えが可能な特定小電力トランシーバーです。無線の周波数はデジタル・アナログの2つがあり、現在主流なのはデジタルです。デジタルの強みは、混信が少なく通話可能距離が長い他、音声がクリアに聞こえるという点が挙げられます。そのため、屋外の開けた場所で使用する場合、デジタル周波数に切り替えることでより会話がしやすくなるでしょう。

 
■アナログ周波数で入り組んだ場所でも会話をしやすく

令和6年以降は使用不可能になるといわれているアナログ周波数のメリットは、障害物の多く入り組んだ場所でも混信が少ないという点にあります。そのため、デパートや病院、人の多い場所ではむしろアナログのほうが通信がしやすくなるケースがあります。

マリンスポーツなどレジャースポーツで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

マリンスポーツなどレジャースポーツで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバーマリンスポーツやレジャースポーツは、ハードな環境で目まぐるしく動き回ることが多いです。砂にまみれたり、水に濡れたりすることがほとんどなので、必然的に防塵・防水機能は必須といえるでしょう。また、使いやすさも重視されます。ボタンが小さく押しにくかったり、多機能すぎたりする場合は、かえって操作に手間取ることが多いです。よって、シンプルな操作ができるもののほうがおすすめです

特定小電力トランシーバーの中には、ハードな環境で使用することを前提にしている製品が数多くあり、中にはハンズフリーで使用できるものも開発されています。

BONXGRIP

BONXGRIPの製品画像
■イヤホン型コミュニケーション・ツール

BONXGRIPは、イヤホン型のコミュニケーション・ツールです。従来の特定小電力トランシーバーのような本体はなくイヤホンと、スマートホンを活用して通信を行います。そのため、BONXGRIPはハンズフリーで使用できるため、ハードで素早い動きや対応が必要となるマリンスポーツやレジャーで大活躍してくれるでしょう。

■しゃべるときだけONになる

BONXGRIPはスマートホンにアプリをインストールし、それをもとに通信を行います。また、常時ONになっているわけではなく、しゃべるときのみBONXGRIPが作動し、通話を行います。そのため、最初に起動したあとはボタンを押す必要すらなく、普通にしゃべるように使用することができます。

DJ-P321

DJ-P321の製品画像
■コンパクトで高性能

アルインコより販売されているDJ-P321は、本体の重さが100g未満という超軽量かつコンパクトな特定小電力トランシーバーです。しかし、機能的には優れており、バッテリーは単三電池一本で約33時間の通話が可能になっています。また、高性能スピーカーを内蔵しており、従来の特定小電力トランシーバーと同等以上の音量を確保しています。

■高い耐久性

DJ-P321は、コンパクトですが、決してもろくありません。耐久力に優れており、防塵・防水性も極めて優れています。IECに基づいたテストで、砂埃が中に入らない耐塵形であり、1m程度の水たまりなら30分水に浸かっても浸水しないことが証明されています。

ツーリングで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

ツーリングで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

ツーリングでトランシーバーによる通話を行う場合、必然的にハンズフリーのものを使用することになります。運転中に手を話して通話するのは危険であり、運転以外の動作をすることでとっさのアクシデントに対応しにくくなるからです。

特定小電力トランシーバーの中にはハンズフリーの製品も開発されており、ツーリング中でも安心かつ安全に利用できるものはあります。そうした製品は機能がシンプルに纏まっており、直感で操作もしやすいので初心者でも使いやすいことが多いです。

BONXGRIP

BONXGRIPの製品画像
■ツーリングに適した形状

上でも紹介しましたが、BONXGRIPはハンズフリーなので、ツーリングのような手が使えないシーンで大いに活躍してくれます。アプリを立ち上げるだけで使用が可能になるので、出発前にアプリを起動させておけば、気軽に会話が行えます。また、コードレスなので、イヤホンコードが絡まったり、風に揺れて気になったりもしません。

■会話を阻害するものは無し

ツーリング中気になるのが、ヘルメットの隙間から漏れる風の音です。スピードを出して走る場合、風を切る音がマイクにも伝わり、その影響で通話がしにくくなるという不安を持つ人は多いのではないでしょうか。BONXGRIPでは、そういった風切り音がもれないように設計されているため、会話の際に風の音が邪魔をするということは少ないです。

BONXBOOST

BONXBOOSTの製品画像
■ライディングを邪魔しないフォルム

BONXGRIPのバージョンアップ版ともいえるBONXBOOSTは、より使いやすさを向上させたコミュニケーション・ツールです。イヤーフックがなく、耳の穴に直接取り付けるタイプなので、ヘルメットの圧迫でイヤーフックが耳にあたっていたいということはありません。また、ボタンが押しやすく、手袋をつけていても押しやすくなっているので、冬場のツーリングでも音量調節が簡単に行えます。

■使用感はBONXGRIPとほぼ同じ

BONXGRIPからBONXBOOSTに切り替えようかなという人の中には、使用感の変更が不安に感じる人もいるかも知れません。しかし、BONXBOOSTは基本的にBONXGRIPと操作性や使用感は変わりなく、機能性のみ向上しています。そのため、BONXGRIPからでも問題なく移行が可能です。

スカイスポーツで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

スカイスポーツで利用できるおすすめ特定小電力トランシーバー

パラグライダーを始めとするスカイスポーツでは、ツーリング以上にスリリングであり、使いやすさが重要であることは言うまでもありません。

それに加え、降下中の速度の衝撃に耐えうる耐久力も重要です。

特定小電力トランシーバーの中には、そうした使いやすさと耐久性を兼ね備えたものが数多くあります

BONXGRIP

■高い耐久性とバッテリー

BONXGRIPは本来ハードなスポーツを行う際のコミュニケーション・ツールとして開発・製造されたため、耐久性に関してはスカイスポーツでの使用でも十分に通用します。また、バッテリーもスマホ依存ではありますが、会話中しかONにならないため、消費電料は大幅に抑えられています。

■ハンズフリーの強さ

なんといっても、ハンズフリーで使えるのはスカイスポーツにおいては非常に重要です。本体がイヤホンタイプなのでかさばらずに持ち運べますし、ハードな動きでも取れないように設計されているので、効果中に耳から取れてしまうといったリスクは少なくなっています。

BONXBOOST

BONXBOOSTの製品画像
■航空機や医療現場からのフィードバックによるバージョンアップ

BONXBOOSTは、BONXGRIPからのバージョンアップのため、航空関連や医療関連の現場でのフィードバックを参考にし、改良しています。耐久性や防塵・防水機能を始め、よりハードな現場での機能を追求した製品となっております。スカイスポーツでもその機能は変わらずに発揮してくれるため、スカイスポーツでの頼れるコミュニケーション・ツールとなるでしょう。

■オプションパーツでカスタマイズを

BONXGRIPも含め、BONXBOOSTには多数のオプションがあります。イヤーフックオプション以外にも、強風対策のスポンジ風防や騒音時でも通話がしやすい延長マイクなどより、通話がしやすいオプションが販売されております。

より自分に適したものを選びましょう。

より自分に適したものを選びましょう。

特定小電力トランシーバーは、無免許でも使用でき、場合によっては携帯電話以上に会話をしやすくなるコミュニケーション・ツールです。お店の経営やレジャー、救助活動など、その用途は様々であり、無線がなければより現場での連絡が困難であるケースは多々あります。

もし、特定小電力トランシーバーが必要になった場合、自分がどんなところで使おうとしているか、どんな機能が必要かを考えて選びましょう。また、短期間の利用だけであれば、購入よりもレンタルのほうがおすすめです。

数が必要な場合もレンタルのほうが必要分を揃えやすいですし、費用も大幅に抑えやすいからです。

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