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登山に無線機は必須?おすすめ無線機紹介

CHECK

テレビやマンガの影響で、登山の愛好者が増えてきています。

登山をするにあたって無線機は必須なのでしょうか。メリットやおすすめの機種をご紹介いたします。

登山で無線機は必須アイテム?メリットについて

登山での連絡用に無線機を使う場合も多いでしょう。

登山に際し、無線機を使うメリットや、無線機の種類と特徴、おすすめの無線機についてもご紹介いたします。

チームで登山をする場合の連絡手段として

登山は単独で行う人もいますが、グループで楽しむ人も多くいます。チームで登山をする場合には、他のグループメンバーとの密な連絡は欠かせません。

道が悪い箇所や、道中に障害物があったなどのトラブルがあれば、すみやかに連絡をする必要があります。

また、グループ同士で励ましあってコミュニケーションを取って楽しみたいこともあるでしょう。

大きな荷物を持っていて、両手も使って山や岩を上り下りする行程では、スマートフォンで連絡をするのも不便なこともあります。

スマートフォンでは1対1しか連絡ができませんが、無線機は、複数の人と同時に通信できるので便利なのです。

免許を所持しているなら緊急連絡時にも活用可能

登山をしていると急な天候の変化など、状況によっては遭難やケガなど、大きなトラブルが起こることもあります。

高い山や冬山など、上級者向けの登山では、トラブルの可能性は少なくありません。

山によっては、スマートフォンやIP無線機の電波はつながらず、通信できないこともあります。

無線機に関する免許を所持していれば、無線機を使うことで、遠くの場所へ救援を要請することができます。

警察や消防、空港等で使っている周波数と同じだと、緊急時に使用できず重大なインシデントにつながる可能性もあります。

登山時に使用する無線機はどれがおすすめ?3つのタイプについて

登山をする際の必須アイテムとして無線機の導入を検討することになったら、無線機にも3つの種類があることを知っておきましょう。

それぞれの特徴、メリットについて、解説をいたします。

特定省電力トランシーバー

特定小電力トランシーバーは、電波の出力が小さなトランシーバーです。

そのため近くの距離での連絡手段として使われています。

通信範囲は機種にもよりますが、山で周りに遮蔽物がない状態で、数百メートルから、長くでも1キロ程度です。

出力が弱いので無線機の免許不要で、電波利用料を支払う必要もありませんし、軽くてコンパクトサイズなので、誰でも手軽に利用できるのがメリットです。

まとまった行動をする登山グループで、グループ間のコミュニケーションツールとして利用に向いています。

IP無線機

IP無線機は、携帯電話の大手キャリアのデータ回線を利用して通信できる無線機です。

直接電波を使って通信をする従来の無線機と違い、音声をパケット通信に転換し、データ回線に乗せて音声を運びます。

そのため、携帯電話の電波が通じるところであれば、日本全国どこでも、そしてトンネルの中などでも通信できることが特徴です。

電波を使っていないので、利用にあたり免許や登録料は不要で、無線局のための機器の準備も必要ありません。

ただし、携帯電話のデータ通信の料金が必要なのがネックです。

デジタル簡易無線機

デジタル簡易無線機は、1~5キロほど離れた距離でも通話できる無線機です。

「免許局」と「登録局」の二種類あり、レジャーに使用するものは登録局です。

従来の無線機は免許が必要ですが、登録曲の場合は免許不要で使用可能であり、届け出を出すだけで使うことができます。

レンタルで利用すれば登録手続きも行ってくれるので、たまのレジャーに使用するのであればレンタルを推奨します。

登山におすすめの無線機紹介

登山に持っていく上でおすすめの無線機についてご紹介しましょう。

ここでは、気軽に使える特定省電力トランシーバーと、デジタル簡易無線機の紹介です。

気軽にレジャーを楽しみたいならこのトランシーバー!

 

IC-DPR6

■IC-DPR6の特徴

・5Wの高出力

・別売の乾電池パックあり

・簡単な登録で使える

IC-DPR6は、アイコム製のデジタル簡易無線機です。

5Wと高出力で、遮蔽物がないところでは10キロから30キロまで通信が可能です。

IP66の防水仕様で、登山中の急な雨でも安心です。

利用にあたって総務省への登録が必要で、電波使用料もかかりますが、遠くまで通信できることから、仲間との連絡だけでなく、万が一の時の救援要請にも役立ちます。

BM-X10

■BM-X10の特徴

・最長約12時間の連続通話

・最大10人まで同時通話可能

・IPX7を搭載

BM-X10は、ブリッジコム製「B-EAR」ブランドの特定小電力トランシーバーです。最長で12時間の使用も可能です。

本体のみで1000mまで通信でき、最大10人の同時通話ができます。

中継機器を使うと1500mmまで延ばすことも可能ます。完全防水IPX7が搭載されています。

耐久性に優れ、屋外の山でも耐えられるタフな機器となっています。

まとめ

楽しく安全な山歩きをするためには、無線機を使うと便利なことも多くあります。

無線機は同時通話ができるので、仲間とのコミュニケーションをとりやすく、緊急トラブルが発生した時にも役立ちます。

登山の際には無線機の導入を検討してみましょう。

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