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無線機が故障?原因と対処法について

CHECK

無線機にトラブルが起こり、故障したと思ってしまうこともあるでしょう。

故障か疑わしい時の確認方法や、原因ごとの対処方法について見ていきましょう。

修理の前に:本当に故障か確認しましょう

不具合が起こったら、すぐに修理を依頼するのではなく、まずは本当に故障をしているのか確かめてみましょう。

原因が分かれば、自分で解決できることもあります。

バッテリー切れの場合:確認と対処

無線機に不具合が起こったら、バッテリーが切れていて動かなくなっていることが考えられます。

まず電源がオフのままになっていないか、バッテリーときちんと接続されているかを確認しましょう。

そして他の無線機のバッテリーと交換すると、問題なく動作するようであれば、原因はバッテリーにあると言えます。

無線機のバッテリー交換の目安は2年ほどだといわれています。

また300回から500回程度放電すると、劣化していきます。

機種や、使っている頻度、管理によっても異なりますが、ある程度の年数が経っている無線機であれば、バッテリーの劣化を考慮しましょう。

不具合が起こっても、バッテリー交換をすることで対処できます。

電波の問題の場合:確認と対処

声が聞こえない、聞き取りにくいといったトラブルの場合には、無線機そのものに問題が生じていることもありますが、電波状況に問題が起こっていることも考えられます。

周囲で他の人が無線機を使っている、多くの人が使っていると、電波が混信する原因となり、聞こえにくくなります。

混信しているときには、繋がらない、プツプツ途切れるといった現象が起こります。

周囲に他の人がいないか確認し、チャンネルを移動する、他の人の通話が終わるのを待つ等、対処をしましょう。

電波がつながっていない場合には、無線機の通信範囲を超えていることが考えられます。

無線機の機種によって、通話できる範囲が異なりますので、範囲を再度確認してみましょう。

範囲内にもかかわらず、通信できないこともあります。

間に壁など、遮蔽する物があり、電波がさえぎられてしまい届きません。

場所を変えて、再度通信してみましょう。

その他の場合

バッテリーや電波以外にも、原因はいくつか考えられます。

音が聞こえない場合には、ボリュームがゼロになっているだけのこともあるため、音量調整を行いましょう。

スピーカーにトラブルが起こっている場合もあります。

他のスピーカーと交換をして聞こえるかチェックしてみましょう。

外付けのイヤホン、マイクを使っている場合も、断線などで聞こえないトラブルが起こりやすいです。

また、キーロックがかかっていて声が送信できていない可能性もありますので、キーロックもチェックしておきましょう。

故障した無線機を自分で修理するのはNG?

無線機が故障した場合、自分で修理をしても良いのでしょうか?

修理をする際気を付けることについて解説をしていきます。無線機が故障しても、自分で勝手に修理をすることはできません。

無線機やスマートフォンなど、無線を使う機器には「技術基準適合証明」のマークが付けられています。

正規のメーカー、修理店以外の人が、無線機を自分で勝手に分解、修理すると、改造という扱いになり「技術基準適合証明」マークの効力が失われます。

そして、マークの効力がなくなった無線機を使用することは、電波法違反にあたるおそれがあるのです。

無線機の修理はメーカーに依頼を

自分で勝手に修理をした無線機は、メーカーの保証内であっても、メーカーの修理規定に抵触することになるため、故障したからと言って修理依頼出しても、断わられるおそれもあります。

総務省に届け出をしている登録業者であれば、修理は可能ですが、修理箇所が限られます。

また、修理に出した無線機を、メーカーに再度修理依頼をしても、断わられる可能性も大きいです。

無線機に不具合が起こったら、自分で分解、修理をすることは避け、必ずメーカーに依頼を行うのがおすすめです。

レンタルやリースならレンタル元に連絡をすればOK

購入した無線機ではなく、レンタルやリースで使用している無線機が故障した場合には、レンタル、リースした業者に連絡をすることで、修理や代替え機などのサポートを受けることができます。

サポート内容は、業者によって異なります。

トラブル時のサポート体制がしっかりしている業者を選ぶことがおすすめです。

無線機に不具合が起こったら、自分で分解、修理をすることは避け、必ずメーカーに依頼を行うのがおすすめです。

 

故障しにくいタフな仕様のトランシーバー紹介

不具合に強い、タフな使用のトランシーバー2機種について、その強みや特徴を紹介いたします。

各タイプオススメのトランシーバー

IC-DPR7S

■IC-DPR7Sの特徴

・高出力デジタル簡易無線機

・瞬時に一斉送信

・優れた操作性

IC-DPR7Sは、アイコムから発売されたアイコム製のデジタル簡易無線登録局です。

5Wの高出力に加え、防水・防塵性能に優れているため、ほこりが多い屋外や雨天時にも耐えられるタフな仕様となっています。

操作もしやすいため、町内会のイベントなどでも活躍しますし、小型で、握りやすいグリップデザインとなっています。

また、アルカリ乾電池1本で25時間とバッテリーの持ちが長いのも特徴です。

落としても壊れにくく、屋外でも使用できる高い防水性能を備えています。

電池を入れた状態でも110グラム、ベルトクリップを付けても122グラムと非常に軽量です。

 

IC-4310B

■IC-4310Bの特徴

・電池1本で使用可能

・サブチャンネルPTT機能

・90gの計量を実現

アイコム製の特定小電力トランシーバーです。

免許が不要で、コンパクトなボディと90gの軽量サイズなので、屋内のイベントやスタッフ同士の連絡などで使いやすいです。

IP67の防塵、防水性能なので、屋外でも安心です。

良く使う機能を割り当てられるサイドキーがあり、サブチャンネルを割り当てられます。

まとめ

無線機のトラブルが起こったら、まずは落ち着いてトラブルが起こった原因を考えましょう。

バッテリーやイヤホンなどの付属品は交換することで対処できます。

本体のトラブルの場合は、自力で分解、修理はできませんので、メーカーに依頼しましょう。

 

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