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TOP > ウェブマガジン > トランシーバー(無線機)の基本的な使い方とは?
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今では誰しもがスマホを持っていますが、短時間で何度も気楽にやり取りでき、山や海などでも利用できるのがトランシーバー(無線機)の魅力です。

ここでは、トランシーバーの基本的な使い方をご紹介します。

トランシーバーの使い方の前にチェックすべきこと

トランシーバーは主に3種類で、それぞれ使い勝手が異なります。

購入・レンタル前には、どのトランシーバーが適しているか、知っておきましょう。

特定小電力トランシーバー

通信可能距離が200mほどまでの、シンプルなトランシーバーです。

遮蔽物があると、声が聞こえづらくなることがありますが、免許や登録が不要で、どなたでも使用できます。

簡易業務用無線機

緊急性のない通信に用いられる、業務用トランシーバーです。

遮蔽物の影響があるものの、通信可能距離が5kmほどまでと長くなっています。

ただ、利用には免許や登録が必要になります。

IP無線機

IP無線機は、スマホ同様、電波が入る場所であればどこでもつながるトランシーバーです。

スマホが圏外になる山や海では利用できませんが、遮蔽物の影響も少なく、免許や登録が不要というメリットがあります。

トランシーバーの基本的な使い方・注意点

チャンネルを合わせて送信ボタンを押す

トランシーバーにはさまざまな機種がありますが、基本的な使い方は共通しています。

まず、電源を入れて音量を調整し、通話する相手とチャンネルを合わせましょう。

トランシーバーはスマホと違い、自動で相手とつながるものではないためです。

チャンネルを合わせたら、あとは送信ボタン(プレスボタン)を押すだけで、チャンネルを合わせた相手と通信することが可能です。

事前にどのチャンネルを使うか、どの時間帯に通信するかなど、決めておくと良いでしょう。

トランシーバー特有の通話方法に注意

トランシーバーは、「交互通話」という通話方式が一般的です。

送信ボタンを押している人しか声を送信できず、基本的には一方向のコミュニケーションとなります。

そのため、スマホと異なり、お互いが通話権を譲り合う必要があります。

具体的には、送信側が話し終えたら「どうぞ」といって送信ボタンを離し、相手に通話権を譲りながら通話を行います。

受信側は割り込むことができないため、送信側はなるべく簡潔に話をまとめて、相手に通話権を渡すようにしましょう。


なお、近年登場しているトランシーバーには、双方向のコミュニケーションが可能な機種があります。

送信ボタンを操作せずに「同時通話」が可能な機種や、多人数とも話せる「一斉同時通話」が可能な機種などです。

トランシーバーを使用する業種やイベントなどによっては、「同時通話」や「一斉同時通話」が適していることがあるため、検討しましょう。

トランシーバーの使い方の例

小規模イベント・小規模店舗では特定小電力トランシーバー

社内イベントや、開催会場が小さい小規模のイベントであれば、特定小電力トランシーバーが向いています。

少し離れた場所にいるスタッフ同士でも、スピーディに連絡を取り合うことができるでしょう。

ワンフロアの飲食店や、小規模なアパレル店舗も同様です。

そう離れていない作業現場では、同時通話型の特定小電力トランシーバーがあると、機器の操作を行いながら通話が可能なためおすすめです。

業務では簡易業務用無線機

デパートの警備や、病院のスタッフ同士のやり取りなどには、簡易業務用無線がおすすめです。

多くの遮蔽物がないことが条件ですが、屋内や屋外を問わず通話が可能で、広範囲をカバーできます。

駐車場や受付、店内など、離れているスタッフ同士でも、スムーズにやり取りできるはずです。

山や海のような場所でも使えるため、広範囲で行うレジャーであれば簡易業務用無線機が便利です。

大規模イベントではIP無線機

通信の範囲が5kmを越えてしまうような大規模イベントであれば、IP無線機がおすすめです。

IP無線機は、電波が入るところであれば、たとえ県を跨いでいても瞬間的にやり取りできます。

障害物が多くて混信が心配な大規模施設でも、IP無線機なら心配ありません。

「同時通話」や「一斉同時通話」など、便利な機能を備えている機種も多くあります。

トランシーバーに求めていることが多い方ほど、IP無線機を検討してみましょう。

トラブルが起きたときの対処方法

電波が入らない

通話したいのに電波が入らなくて困ってしまう、というトラブルは時折起こり得ます。 電波が入らない原因は、主に3つです。

まずは、トランシーバーの通信距離が遠いことです。

相手方との距離がトランシーバーの通信可能距離を越えていると、電波が届くことも入ることもありません。

電波が届かない場合は、お互いが遠い場所にいないか、確認してください。


つぎに、環境の影響です。

特定小電力トランシーバーと簡易業務用無線機は、遮蔽物の影響を受けます。

遮蔽物が多い場所で使用している場合や、山やビルのように間に大きな遮蔽物があると、電波が届かないことがあります。

またIP無線機の場合も、地下のように電波が届かない場所があるため、移動を検討してください。


最後に、電源が入っていないケースもあります。

液晶画面がないタイプは、電源のオンオフがわかりづらいため、念のため確認しましょう。

混信が起きる

混信とは、通話したい相手以外とチャンネルが被ってしまうことです。

特定小電力トランシーバーや簡易業務用無線機は、チャンネルが少ないため、混信が起こりやすくなっています。

混信により、通話内容が他の人にも聞かれてしまったり、誰かの会話の邪魔になってしまったりということが起こり得ます。


そのままチャンネルを使用していると問題が起こりやすいため、まずはチャンネルを変更しましょう。

機種によっては「ユーザーコード」や「秘話コード」を設定することでも、混信を防げます。

「ユーザーコード」や「秘話コード」を設定していれば、同チャンネルでコードが合致する機種でないと、音声のやり取りが聞こえなくなります。

アクセサリーの調子がおかしい

トランシーバーに接続しているイヤホンやマイクなど、アクセサリー類の調子がおかしいというトラブルも起き得ます。

アクセサリーの不調が感じられたら、まずは、アクセサリーを外した状態でトランシーバーが使用できるかを確かめましょう。

問題なくトランシーバー同士でやり取りできる場合は、アクセサリーに問題があると考えられます。

単に、アクセサリーが外れかかっていた、設定がおかしかっただけということも珍しくありませんので、接続や設定を見直してみましょう。

それでも問題が解決しない場合は、ケーブルが断線している可能性もあります。

おすすめのトランシーバー

WED-NO-001

■WED-NO-001の特徴

・特定省電力トランシーバーの中でも特に低コスト

・防塵・防水機能があるので屋外でも活躍できる

・日本製なので高品質

WED-NO-001は、商品名を「ウェッジ・トーキー」といい、品質と価格にこだわったトランシーバーです。

無線機に必要な機能は一通り揃えており、防塵・防水性能もあるため、さまざまなシーンで活躍します。

特筆すべきポイントっとしては、特定小電力トランシーバーの中でも特に低コストで、国内の工場で作成・検品をしているので、品質にも定評があるということです

付属品も充実しており、どのような場面でも活用できます。

初めて使用するトランシーバーという意味では、おすすめの機種と言えるでしょう。

Withcall Biz

■Withcall Bizの特徴

・携帯電話と同等の通信範囲

・アンテナ内蔵型のため、非常にコンパクト

・防塵防水機能付きで屋外でも使用可能

Withcall BizはIP無線機です。

免許不要なだけではなく、携帯電話と同等の通信範囲なのが強みのため、携帯電話のように会話できるのが魅力です。

機能面も優れており、条件を揃えれば特定小電力トランシーバーIC-4400とも通信が可能です。

初期費用に3年間の月額費用や手数料が含まれており、最初に全て支払うため3年間費用が発生しないのもポイントといえるでしょう。

トランシーバー導入でよりスムーズな業務、イベントへ

上述の通り、トランシーバーの使い方は難しくありません。

現在では、スマホと同様な感覚で使えるようなトランシーバーも登場しており、今まで使ってこなかったという方でも使いやすくなっています。

トランシーバーがあれば、スムーズかつスピーディに連絡が可能になり、業務やイベントの効率化が図れます。

業務やイベントで、離れている相手との連携をどう強めるかと課題を抱えている方は、ぜひトランシーバーの導入をご検討ください。

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