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TOP > ウェブマガジン > 特定小電力トランシーバーの用途:最適な利用シーンの機種紹介!

特定小電力トランシーバー用途:最適な利用シーンについて

我々の暮らしの身近なところに、無線があります。

特に、特定小電力トランシーバーは趣味からお仕事まで、多くの分野に渡って活躍しています。

ここでは、そんな特定小電力トランシーバーの利用シーンについてご説明しましょう

我々の生活に関係する一般的な無線機について

無線は、利用シーンによって適切なものが変わります。

例えば、船で使用する無線は船舶無線ですし、航空管制で使用する無線は航空無線と、一口に無線と言ってもカテゴリーは多いです。

そんな無線で、我々の身近な生活で多く利用されているのは

  • ・特定小電力トランシーバー
  • ・IP無線機
  • ・業務用無線機

の3つです。


この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

 

ここでは、特定小電力トランシーバーを除いた2つの無線についてご説明しましょう。

業務用無線機

業務用無線機とは、名前のとおり業務で使用する場合に適した無線機で、見通しの良い場所では10~20kmの距離での通信が可能です。

そんな業務用無線機のメリットは、出力が高く、屋内からでも十分に相手に電波を送りやすいという点です。

特定小電力トランシーバーやIP無線の送信出力は、業務用無線機と比べると非常に微小です。

業務用無線機の出力は上記2つと比較すると最大で20倍以上の違いがあり、遮蔽物があっても問題なく相手と通信が可能です

特定小電力トランシーバーやIP無線は出力が少ない分、電波は壁やコンクリートといった遮蔽物があると通信距離が少なくなったり、通信が困難になったりする場合があります。

したがって、業務用無線は安定して通信ができるというのが強みとなります。


一方で、高出力な分本体のサイズが大きいので携帯が困難であり、費用も高く付きやすいという点がネックとして挙げられます。

また、使用には申請や免許が必要なため、誰でも気軽に扱えないという点にも注意が必要です。


そのため、業務用無線は中心地となる本部を定め、その通信距離内で連絡を取り合う職場で活躍します。

代表的な業種として、タクシー会社や運送業、大規模なイベント会場等が当てはまります。

IP無線機

IP無線機は、電話回線を用いて使用する無線機のことです。

電話回線を使用するため通信距離は無線機の中でも特に広く、電話回線がつながる範囲全てが通話可能な範囲となります。

したがって、IP無線機なら沖縄から北海道へ無線による通信が可能です。

また、IP無線機も特定小電力トランシーバーと同じく免許申請が不要なので、誰でもすぐに使用可能なのもメリットに含まれます。


「電話回線を使用するのであれば、携帯電話でもいいのではないか」と思う方もいるかも知れません。

しかし、実際にはこの2つには大きな違いがあります。

その違いとはIP無線機は無線機なので、一度に複数の相手と通話が可能だということです。

携帯電話では一対一の通話しかできませんが、無線機では一対多数の通話が可能なため、業務連絡を一括で行えます。

したがって、業務用無線と同じく大規模な病院やイベント会場での連絡手段として活用できるでしょう。


一方で、電話回線の届かないところでは使用が困難になる場合や、月々のパケット代がかかるので、無線機の中で最もランニングコストがかかるといった部分IP無線のネックとなる部分です。

したがって、何らかの災害で電話が使用不可になった場合、IP無線は使用できません。

また、上述したように出力が低いので遮蔽物があると通話が若干難しくなる可能性があります。

特定小電力トランシーバーのメリット・デメリットについて

IP無線機や業務用無線機の利用シーンは、主に長距離通信です。

一方、特定小電力トランシーバーは短距離での通信に適しています。

特定小電力トランシーバーは通信距離が非常に短く、数百M程度しか通信距離がありません。

しかし、近距離専用と限定すれば、特定小電力トランシーバーは、他にはないメリットがたくさん生まれます。

ここでは、そんな特定小電力トランシーバーのメリットと、デメリットを併せてご紹介します。

メリット

特定小電力トランシーバーは、上述した無線機と比べると費用が非常に安価であり、使用に申請が必要ないので、導入しやすいというのがメリットです。

また、他の無線機よりも出力が低いため、バッテリーの消耗も抑えられています。

つまり、無線機の中でも特に燃費が良くなっています。

実際に、特定小電力トランシーバーの中には、単3乾電池一本で24時間以上使用が可能なものが多いです。

デメリット

上述したように、特定小電力トランシーバーは、通信距離が短いということがネックです。

これは、出力が低い為、飛ばせる電波が弱いのが理由です。

通信可能な距離は長くても500m前後であり、天井や壁といった遮蔽物があると、通信が困難になるケースも少なくありません。


一方で、このデメリットを補う手段もいくつかあります。

中でも一番高価が期待できるのが、中継機です。

中継機は名前の通り電波を中継し、送信を行うための機器です。

中継機を利用すれば、理論上では通信距離が倍になります。

ただし、特定小電力トランシーバーには中継機に対応しているものといない機種があるので、予め対応の可否を確認しなければなりません。

特定小電力トランシーバーの利用シーン例

特定小電力トランシーバーは、遠距離での通信には適しません。

しかし、その分低コストでバッテリーの持ちも良いので、利用シーンによっては最も使いやすい無線機となります。

ここでは、そんな特定小電力トランシーバーの利用シーンを、趣味と仕事の2つに分けてご紹介しましょう。

趣味における特定小電力トランシーバーの利用シーン

趣味として特定小電力トランシーバーを利用する場合、レジャーやアウトドアで活用するのが一般的です。

例えば、キャンプや登山、サバイバルゲームといったレジャーを行なうなら、携帯電話で会話するよりも無線で会話をしたほうが連絡が取りやすくなります。

山奥では電話回線が届きにくい場合がありますが、特定小電力トランシーバーなら電話回線を使用しないからです。

無線機なので一度にグループ全員に連絡ができますし、電話番号を入力する手間もかからないというのも、無線ならではのメリットといえるでしょう。

ハンズフリーのトランシーバーなら、ツーリングやウィンタースポーツでも活躍してくれます。

ペース調整やナビゲーションなど、スピーディーな連絡を求められるレジャーでは無線機は必要不可欠な存在です。


レジャーではなくスポーツでもプロアマ問わず特定小電力トランシーバーは活躍します。

例えば、練習時にコーチ陣同士での連絡を取り合う際、一度に連絡できるトランシーバーは練習効率に大きく影響します。

試合時でもアメリカンフットボールやラグビーのような、陣形が都度大きく変わるようなスポーツだと、高いところからフィールドを見渡し、それをトランシーバーで伝達するといった手段となります。

業務用として特定小電力トランシーバーを利用する

業務用の場合、効率の向上やアクシデント防止といった形で、特定小電力トランシーバーは活躍してくれます。

例えば、レストランではキッチンからホールに料理の完成や配膳の連絡を行うことに活用できますし、イベント会場でも問題発生時に招集をかけることができます。


他にも交通整備でも特定小電力トランシーバーは活躍してくれます。

例えば、道路工事を行なう際に、カーブがあったり人通りが多かったりといった場所では、死角が多いので交通事故が発生する原因となります。

そんなとき、死角となる場所でトランシーバーを装備した人がいれば、現在の状況を素早く取ることができるので、事故の数を減らせます。

特定小電力トランシーバー利用する際に気をつけるべきこと


利用シーンに適している機種か

特定小電力トランシーバーは各メーカーが利用シーンに適したものを製造・販売をしています。

そのため、機種ごとに適した利用シーンが異なるため、需要と合致しているかどうかはちゃんと確認する必要があります。


例えば、水族館のイルカショーでトランシーバーを利用する場合、防水機能がないトランシーバーだと故障のリスクが高くなりますし。

また、広いイベント会場で使用する際、耐久性が高く、様々な機能がついていたとしても、通信距離が短く、中継機に対応していなかったら不便を感じやすいです。

このように、利用シーンに適しているかどうかを確認するのは、問題なく特定小電力トランシーバーを称するために必須といって良いでしょう。

他者の通信との混信

定小電力トランシーバーは利用者も多いため、混信が発生してしまう可能性があります。

混信とは、同じ周波数で通話をする際、無関係の人の通信を傍受してしまうことです。


対処方法としては、混信が発生したらその周波数とはなるべく離れたチャンネルに設定し直すという方法がありますが、混信は偶発的に起きる問題なので対策が難しいです。

しいてあげるなら、前もって周囲に無線を使用している人がいないかどうかを確認するのが対処法となります。

電波法に違反している機器ではないか

海外の特定小電力トランシーバーや違法改造したトランシーバーを使用した場合、電波法違反で罰せられる可能性があります。

電波法で定められた規格は国ごとに異なるため、海外製品だと日本の電波法が定めた規格とは異なる可能性があります。

しかし、製品によっては問題なく使用できるものもあります。

使用可能なものは技適マークがついているので、購入前に確認しましょう。


なお、違法改造したものは技適マークがついていても使用禁止です。

改造することで、技適マークの効力が失われてしまっているため、改造した時点で違法機器となってしまうからです。

電波法に違反した場合、故意ではなかったとしても、軽いもので1年以下の懲役または100万円以下の罰金が発生します。


対処法ですが、信頼できるメーカーや通販サイト、業者から購入やレンタルをすれば、まず違反する心配はありません。

一方で、海外の通販サイトや個人運営のサイトでは、違反のリスクが発生します。

【業務用・レジャー用】特定小電力トランシーバーTOP3

ここでは、特定小電力トランシーバーを業務用とレジャー用に分け、その中から利用シーンに適した機種を紹介していきます。

【業務用】特定小電力トランシーバーTOP3



ウェッジトーキー

 
■コストパフォーマンスと信頼性に富んだトランシーバー

ウェッジトーキーは、特定小電力トランシーバーの中では特に安く、製品の品質も日本の工場で生産・検品を行っています。

そのため、コストパフォーマンスも品質も安定しており、導入しやすいのがメリットです。

 

■利用シーンを問わないトランシーバー

ウェッジトーキーは、オールラウンドで使用できるトランシーバーであり、利用シーンを問いません

防塵・防水仕様なので屋外での使用も可能ですし、中継機にも対応しています。

そのため、屋外でも長距離での通話が必要な場所でも、問題なく活躍してくれます。

オプションパーツの数も多いのでカスタマイズ性も高く、利用シーンに合わせやすいというのも魅力です。

FTH214

 
>■タフで頑丈な特定小電力トランシーバー

FTH214は、頑丈さを売りにした特定小電力トランシーバーです。

防塵、防水性能の他にも耐久性も兼ね備えており、多少乱暴に扱う場所でも問題なく活躍してくれるでしょう。

混信対策としてチャンネルを探すスキャン機能や、電源の切り忘れによるバッテリー消費を抑えるパワーセーブ機能もついており、使いやすいというのもメリットです。

■屋外での使用に最適

FTH214は森用シーンを問いませんが、その性能を活かすのであれば屋外での使用が推奨されます。

道路工事や駐車場での車両誘導といった、粉塵が巻き起こりやすく、雨が降る可能性がある屋外で力を発揮してくれるでしょう。

中継機対応はしていないため、主に短距離の使用が推奨されています。

IC-4350

 
■タフで高品質な特定小電力トランシーバー<

IC-4350は、ウェッジトーキーと同じく様々な分野で活躍できる特定小電力トランシーバーです。

特に堅牢性をセールスポイントとしており、中継機対応なので遠距離での通話も可能となっています。

大手無線メーカーの製品ということもあり、信頼性においても優れているといえるでしょう。

■屋外でのハードな環境で活躍

上述したように、IC-4350も利用シーンを選ばない特定小電力トランシーバーですが、性能をフルに活かすのであれば、屋外での使用を推奨します。

ハードな環境でも活躍してくれるので、工事現場や救助活動といった場所だとより性能の恩恵を感じやすいです。

【レジャー用】特定小電力トランシーバーTOP3



ウェッジトーキー

 
■レジャーでも活躍できるトランシーバー

ウェッジトーキーはオールラウンドで活躍できる特定小電力トランシーバーです。

特に、レジャーで使用する場合は、オプションで激しい動きでも外れにくいイヤーハンガータイプのイヤホンを利用することで、外れる心配を減らせます。

全体的に、イヤホンのケーブルは断線対策で太く頑丈になっているほか、かさばらない小型マイクや胸元に付けられるクリップが備え付けられているので、移動中にじゃまになることは少ないです。

■キャンプでの利用が最適

ウェッジトーキーは基本的にどんなレジャーでも対応が可能ですが、特に、渓流釣りやハイキングを行うキャンプではより活躍しやすいです。

防塵・防水対策がしているので、濡れ安い場所や砂埃が舞う場所でも、問題なく使用できます。

導入費用も安く済ませやすいので、数を揃える分にもコストダウンが期待できます。

IC-4110

 
■大音量で使用できる特定小電力トランシーバー

IC-4110は、音質やバッテリーが強みの特定小電力トランシーバーです。

BTL回線を採用することで、より大音量で使用することが可能になり、周囲が騒がしくても聞き取りやすくなっています。

他にも、バッテリーの持久力が高く、単三電池3本で80時間の使用が可能になっています。

また、本体の耐久性能も頑丈であり、アウトドアでの使用に耐えます。

■サバイバルゲームでの利用が最適

IC-4110は必然的に大きな音が出るレジャーで活躍してくれます。

例えば、サバイバルゲームのようなワイワイ騒いで遊ぶレジャーでは、特に性能を活かせるでしょう。

防塵、防水機能はもちろん、耐久性にも優れているだけではなく、大音量での通話が可能なので、周囲が騒がしくても無線での通信が行ないやすいです。

UBZ-LS20

 
■レジャー向けに開発された特定小電力トランシーバー

UBZ-LS20のLは、レジャー(Leisure)のLであり、レジャーでの使用を想定した特定小電力トランシーバーです。

防塵・防水機能はもちろん、耐久性も優れているので、屋外での活動に支障をきたすことはないでしょう。

他の特徴としてはバックライト機能が備え付けられており、暗所でもモニタが見やすいのが特徴です。

よって、夜間や暗所での視認性に優れています

■夜間行動もある場所で活躍

UBZ-LS20は、レジャーのあらゆる分野で活躍してくれますが、上述したバックライト機能があることから、夜間でも行動する可能性のあるキャンプや登山での使用が最適です。

夜間でもモニタが確認しやすいUBZ-LS20は、灯りが心もとないときでも安定してモニタの確認ができるので安心できます。

利用シーンに適したトランシーバー探し


特定小電力トランシーバーはあらゆる利用シーンに応じて活躍してくれます。

趣味のレジャーや仕事で仲間と遣り取りをする際、携帯電話よりも連絡がとりやすいのが無線の強みです。

そんな特定小電力トランシーバーを自分で使用するのであれば、利用シーンに応じた機種選びを心がけましょう。

もし、候補がいくつかあるのであれば、購入ではなくレンタルで利用し、使用感を比較するようにしましょう。

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